熊本しょうゆ海外展開 –浜田醤油、香港資本とタッグ
熊本酱油走向海外 –滨田酱油携手香港资本
熊本市西区の「浜田醤油」 は8日、創業200年記念式 典を開いた。 熊本地震で被災 し、世界的建築家・隈研吾氏 の設計でリニューアルした創 業期の蔵も初披露。同社には 香港企業が資本参加してお り、世界的な和食ブームも追 い風に「メード・イン・熊本」 のしょうゆを世界に売り込み たいとしている。
同社は1818年創業の老 舗。約3年前から香港のFu ng (ファン) グループが経 営に参画し、伝統的なしょう ゆのほか、香港の調味料「X 0醤」など海外市場を意識し た商品開発にも注力している。
式典には九州経済連合会の 麻生泰会長や中国在福岡総領 事館の何振良総領事らも参 加。ファングループのビクタ ー・ファン代表は「商品が世界 中に展開され、日本の食文化 も世界に知られることにな る」と協力の意義を強調。7 代目当主の浜田康成名誉会長 は「海外資本との結婚で新 たな展開を目指す」と述べた。
日本のしょうゆ大手は既に 海外展開しているが、地方の 中小メーカーが独自に展開を 図るのは珍しい。 式典には中 国、香港、マカオ、シンガポ ールなどの著名シェフも参 加。彼らのネットワークも今 後の海外展開に生かしたい考 えだ。
(久永健志)
Press Media: 西日本新聞